食生活

今日は早起きしたので、「よし！マックで朝マックだ！」と決めいそいそと準備を始めました。デキる男は、こういう時の決断力に優れています。

７時過ぎに、たばことクンデラの文庫本を持ち、車で１５分ほどの２４時間マックへ出かけました。
誰もいないかなと思ってましたが、頭の悪そうな茶髪のカップルと老女のようなおばはん、３０代くらいの微オタク野郎がいました。
こういうとき人間観察が好きな人は彼らを見ていろいろ考えるんでしょうけど、私はさっぱりしているので、「うはっ、あったま悪そう！」とか「ふぅ、老けたばぁさま！」とか「およ！こいつ一癖ありそう」とかそのくらい考えておしまいです。

クーポンでソーセージエッグマフィンのセットを注文し、しばし待ちました。
もちろん待ち時間に脇に飾ってあったハッピーセットのドラえもんのおもちゃの品定めをし、これはいらないな、と決断しておくことは忘れません。

およそ豆１分後に商品を受け取り、すべての客席が見渡せるところに席を確保し(微妙に観察意欲あるじゃねーか！)食べ始めました。
ドリンクはコーヒーです。
ちょっと肌寒かったのでホットです。
うまくなったとはいえ、所詮マックなのでコーヒーの味は微妙です。

コーヒー、ハッシュ、マフィン、ハッシュ、コーヒー、マフィン、マフィン、コーヒー、ハッシュ、コーヒーの順で無事食べ終え、たばこに火を付け、残ったコーヒーを飲みながらクンデラを読みます。
えーっと、ここで確実に私、徹夜で執筆作業を終え、身体を休めに来ている売れっ子作家の役割を充分に演じ切れていたと思います。

あとからまばらに入ってきたお客さんたちに「それじゃ、僕は続きがあるから、先に失礼するよ」と説得力のある目配せをして、店を後にしました。

あ、あと家人へのおみやげにマックグリドルソーセージ＆エッグ・チーズのセットとシナモンメルツ、ホットドッグを買っておきました。

家帰ってグリドルを分けてもらいましたが(実はいままで食べたことなかった)、マック史上最悪のメニューと言っていいでしょう。

砂糖系と塩系を混ぜるなとあれほど言っておいたのに、これはにゃい！
例えて言うならば、メープルシロップを体じゅうに塗りたくったマグロを海水の中に放すようなもの、と考えれば理解していただけると思います。

では、また。